2013年10月05日

木原音瀬「Don't Worry Mama」


Don’t Worry Mama (新装版) (ビーボーイノベルズ)

木原音瀬さんといえば、せつなく美しいBL小説の第一人者として、雑誌「ダ・ヴィンチ」でBL界の芥川賞を受賞されたほど。
たいてい、読んでいると胃が痛くなるような設定が多いので健康なときしか読めないという難点が・・・私だけですね(笑)

ところがその木原音瀬さんの異色中の異色作が、これ。
ていうか、数あるBL小説の中でも異色中の異色作です。問題作と言っていいかも。

>>製薬会社勤務の祐一は上司の今蔵とともに無人島へと出張する。今蔵は背が低くデブ、性格も悪いみんなからの嫌われ者。が、なぜか迎えの船が来ず、祐一は今蔵と島で二人きりに・・・・

祐一は面倒見のいい委員長気質のイケメンで、ただしショタ好き、美少年好きのゲイ。
で、これが攻めなのはわかるとして・・・・・受けらしき人物がいつまでたっても登場しないんですよね・・・・。
唯一登場しているのは、上司の今蔵。
身長160センチ、体重130キロ、三重あごの肥満体、祐一より5才上の30才、仕事はできない、性格は悪い、おまけにマザコンで、「短小」という噂まであるどんっ(衝撃)
何よりジコチュウなその性格の悪さに口あんぐりたらーっ(汗)
ま、まさか、この人がカプじゃないよね・・・・と思うものの他に誰も出てこないのです。だって無人島に二人きりなんだもん(笑)

ギャグなのか、マジなのか、それともこの上なく美しい物語なのか・・・・。
いや、もう、脱帽です。
木原音瀬さん、すごすぎ。

何というか、ダイナミックなお話で、目が点になるかもしれませんが文句無しに面白い。美しすぎる男が出てきてくっついて・・・というBLに少々飽き気味の方には最適です。
2005年発行の本ですが、新装版が出ています。

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posted by inoha at 22:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | BL小説(商業)>コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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