2014年01月07日

BL小説 坂井朱生「カラフルに秘密をつめて」


カラフルに秘密をつめて

坂井朱生さん作、社会人×大学生もの。

坂井朱生さんは全体的にハートウォーミングで、きわどい展開にドッキドッキ・・・ということは無いものの、ストーリーも文体も安定したレベルを保っているし、アクが無いので安心して読める作家さん。自然な文体は読みやすくわかりやすい。この作品はとくに主人公広哉の性格もあって、いろいろあっても終始ほのぼの感漂ってます。

>>大学生の広哉は家出をしていた弟春親から「一緒に住んで」と頼まれる。春親が管理人として住むアパート「玉翠荘」にいってみるとそこのオーナーは、以前春親の家庭教師をしていた伊勢だった・・・・

主人公の広哉は感情の起伏が小さくテンションが低い、といってもクールなわけじゃなくてド天然の、要するにポワンとしたお人好しの(笑)大学生。純粋受けというか、奥手受けというか。あんまりポワワンとしてるんで、おいおい大丈夫かこの子は、世間を渡っていけるんかいと心配しますたらーっ(汗)
対する弟は正反対の性格で、親の期待が弟にのみいっちゃってたという設定。前半、この辺りの説明が結構長いので、いつラブがはじまるのかしらんと正直思いましたがまったり読みましょう(笑)
そこへ現れたのが、以前「いいなあ」と思って、でも思ったままで終わってた、伊勢。正直、この攻めの伊勢は、かっこいいのはかっこいいんだけどよくわからない性格というか何考えてんだかいまいちつかめなかった。まあいいか、かっこよくてやさしい攻めということで。

で、この話の面白いとこは、「玉翠荘」という一種共同生活的なアパートの管理人になった広哉が、奇麗な顔して高校時代のイモジャージで朝から掃除したり、シーツを洗濯して満足げだったり、料理して節約して洗濯して掃除して・・・・きれいなお顔でまるで地味主婦どんっ(衝撃)
物干台を真剣に選ぶとこなんか「そうそう!」とみょうに共感してしまって、後々いろいろとだまされてるのかも?という展開になったときは「こんないい子になんてことを!」と本気で憤慨してしまいましたよー。
この天然受けの広哉がかわいくてツボだった。
坂井朱生さんはどうも萌えツボがいっしょらしくて、文章が読みやすいのもあってついつい作家買いして読んでしまう作家さんのひとり。癒されたい時読みますぴかぴか(新しい)

全160ページ。

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posted by inoha at 23:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | BL小説(商業)>大学生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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